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TOP2003年05月

ピンポンダッシュ!

学校から電話がかかってきました。

体育の時間に校外の路上をランニングしているとき

タカが付近の家の呼び鈴を押して逃げた・・と、いうのです。

いわゆる、ピンポンダッシュですね。

幸い、そのお宅はお留守だったようで

誰も出てこられなかったようですが

授業中にいたずらをしたということで、体育の先生に

注意をされたようなのです。


すると、それに癇癪をおこして

通りかかった公園の庭木の茂みに

眼鏡を投げ捨ててしまったというのです。


それで、眼鏡をクラス全員の子たちが探す手伝いをしてくれ

授業がつぶれてしまったという連絡です。


他の子たちの授業の足までも引っ張って

巻き込まないように注意してくださいという連絡・・



よく言い聞かせておきます。



と、お詫びの返事をしたうえ、

お父さんから言ってもらったほうがいいかな?


と、判断した私は、

お父さんに、注意してもらうことにしました。



居間にこもって二人で話をしていたのですが

タカはその後、楽になったような顔つき・・



いったい、お父さんは何を言ってくれたんだろう?



と、思い、翌日にタカに

お父さんとどんな話したの?と、聞いてみたのですが、、


「お父さんも子供のころピンポンダッシュしたことあるんだって(^_^)」


と、まあ・・・

どんな話をしてくれたんだか・・


でも、迷惑になる行為だからいけないよと注意されたというのです。


それからは、タカはピンポンダッシュはしなくなりましたが・・



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弟のタメ息

タカにあわせて家を引っ越した都合で

次男は転校することになり

しかも、転校先はとても大きな学校で

家からものすごく遠かったのです。


それまでは、家から5分もあればいける学校でした。

選んだ家は坂を登らないと着かないような場所。


子供にとってはとても苦労でした。


そのため、転校する前は


大きな学校だなあと喜んでいたものの

毎日通うようになったら

学校は遠い、荷物は重い、友達関係も違う・・

心身ともにすごく疲れるようでした。



そして、時折タメ息をついています。


「でもなあ・・・しかたないかぁ・・タカのためだもん・・

俺が我慢するしかないかぁ・・」


と、独り言を言っていることもありました。


けれど、次男にしたら、

転校してみたことが、自分には納得できないことで

もともとの学校に戻りたいという気持ちも強く

なじむのにとても時間がかかりました。


表面上はなじんでいっているようでしたが

でも、本当はなじみきれずに居る部分が多く

多くのことが悩みの発端となっていくように

なっていました。


タカは障碍を持っているから・・・

俺が我慢してやるしかないんだ・・


という弟の気持ちを

本当は、もっと配慮してあげる必要があるのです。


けれど、私は、

兄を見て育ってきている弟が

とても頼りになる存在であることに

甘えて頼っていた部分もあったりで

次男の中にあるストレスを見極めきれない部分がありました。


障碍を持っている子が兄弟にいると

無意識にしっかりした子になってゆきます。

けれどそれは、本当にしっかりした子ではなく

そうしなければならない強要が

周りから仕向けられていってしまっているのです。


ただ、障碍を持っている子の兄弟が

しっかりした聞き分けのいい子だからと

安心して頼ってはいけない部分が

本当はあるんだという事にこの時点では

重要性を見出せない部分があり


次男の学校の先生に話しても

特別とりあってもらえない・・という部分もありました。




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